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ほそだ健一写真
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稲刈りのお手伝い

2014.09.20

新潟は現在稲刈りの真っ盛り。

稲作農家の皆さんにとって一年で一番忙しい時期です。

「ちょっくら稲刈りを手伝いに来いや」とお誘いいただいた西蒲区の支援者の田んぼにお邪魔しました。本州有数の米どころ、西蒲原平野のど真中です。

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コンバインに乗っかります。低速ですが微調整しながら稲刈りを敢行。

このコンバイン、約1000万円もするのですが、刈り取った後は自動的に種もみを吐き出してくれる優れもの。パイプの先の排出口から出てくる種もみをトラックに載せて、乾燥倉庫まで移動させます。

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それから種もみを乾燥。その後、脱穀機にかけ、得られた粒を米粒とそれ以外のものに選別。この選別機がまたスグレモノで、小さな粒のうち黒いものなどを判別して仕分ける能力があるとのこと。ちなみに写真で紹介しているこの農業生産法人の施設は、建物施設込みで総工費5千万円。

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そして出荷されるお米になります。

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このように施設設備にはそれなりにお金がかかりますが、年間のある一定時期しか使用せず、しかしながら同一地域はほぼ一斉に作業に入るため、レンタル等で使いまわすわけにもいかずアタマの痛いところです。

コメ農業の集約化・効率化を図り、輸出競争力をつけるようにしつつ、一方で個々の農家の暮らしにも目を配らなければならない。どこら辺にバランスをとるべきかなかなか難しい課題です。

これからも農業生産の現場に出向いて、現場の方々の声を聴きつつ考えていきたいと思います。