党派を超えて
2015.07.18
安全保障法制が衆議院を通過したこの週末の土曜日午前 燕祭りのオープニングで交通安全を訴えるパレードに党派を超えて参加しました。下の写真をご覧になって分かるとおり、与党の国会議員である私も、野党の国会議員の方も ともに参加して「交通安全」を訴え行進しています。
「交通安全」だけでなく、「国家の安全」も、本来はこのように与野党問わず党派を超えて合意を作り共に訴えていくべきものではないでしょうか。安全保障政策は、国家の存立の基盤に関わるものだけに、政権交代によって大きな変化が生じるような状態は望ましくありません。本来は、できるだけ幅広く合意を形成することによって決定されていくべきものです。その意味で、現在の国会の状況は残念でなりません。
もちろん私は与党の国会議員であり、民主党をはじめ今回欠席して反対された野党の方々に言いたいことは山のようにありますが、ここでは敢えて記しません。
ただ、本来であれば、安全保障政策の変更を行う場合には、以下のような合意が党派を超えて必要なのではないかと思います。
1> 建設的な議論を行い、できるだけ幅広い合意形成を目指す ことを与野党共に宣言する。
2> 同様に、安全保障政策の議論を政局にすることとはしない ことを与野党共に宣言する
3> 立法論の前に、現在のわが国を取り巻くリスクとその評価についての共通認識の形成を目指す
4> その上で、とるべき手段について議論する
今回の状況を踏まえ 今後国会の議論をどのように進化させていくか、それが我々若手の国会議員に課せられた課題だと思います。